野良猫 食情報研究所

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2024-11-13

[EU]SCCS パブリックコメント募集のための予備的意見

SCCS - Opinions - European Commission

メトキシ桂皮酸エチルヘキシル

SCCS - Opinion on Ethylhexyl Methoxycinnamate (EHMC) (CAS No. 5466-77-3/83834-59-7, EC No. 226-775-7/629-661-9) - European Commission

12 November 2024

内分泌かく乱物質の可能性、遺伝毒性を排除するにはデータが不十分、なので安全性について結論できない

(紫外線吸収剤として広く使われている、らしいのだが)

 

[EFSA]評価

GM

Assessment of genetically modified maize DP51291 (application GMFF‐2021‐0071)

酵素

Safety evaluation of the food enzyme α‐amylase from the non‐genetically modified Bacillus amyloliquefaciens strain AE‐BAA

 

[UKHSA]ダイオキシン:健康影響、事故管理、毒性

Dioxins: health effects, incident management and toxicology - GOV.UK

Updated 12 November 2024

インシデント管理文書の内容更新

(TEQの話ではなかった)

 

[FAO]新しい国連報告書:亜酸化窒素の排出増加が1.5℃への道筋とオゾン層とヒト健康を脅かしている

New UN report: Rise in nitrous oxide emissions endangers pathway to 1.5°C, the ozone layer, and human health

12/11/2024

国連世界亜酸化窒素評価が、N2O排出緩和のための緊急行動の必要性を明らかにした

N2Oは肥料やたい肥の使用のような農業によって主に排出される。また脱炭素のためにアンモニアを燃料に使うような新しい技術のリスクの可能性も紹介

Global Nitrous Oxide Assessment

2024-11

窒素管理のために、土壌の窒素測定、施肥のコントロール、不耕起、カバークロップ、畜産慣行の改善などをあげている

 

[USDA]APHISは遺伝子工学で作られたあるいは改変された生物の移動の追加の例外についての最終通知を発表

APHIS Announces Final Notice on Additional Exemptions for the Movement of Organisms Modified or Produced Through Genetic Engineering | Animal and Plant Health Inspection Service

November 12, 2024

通常の交配で作ることができる改変であるため7 CFR part 340規制の例外となる植物の改変について最終通知を発表した。2023年11月に発表した提案に対して寄せられた約6500のコメントを検討し、含まれる改変数を1から12に増やした。

 

[SOT]新興毒性学についてのSOT FDA会議:食品と成分の安全性の課題

SOT FDA Colloquia—Society of Toxicology

2024年12月3日

パーおよびポリフルオロアルキル化合物のハザード同定と暴露評価における新しい概念

FDA従業員向け科学情報提供ウェビナーだが一般にも無料公開

(スピーカー5人全員女性)

 

論文

-誤魔化しを解読する:デマ対策の心理学

Decoding Deception: The Psychology of Combati | EurekAlert!

12-Nov-2024

PNASがPulitzer Centerの支援により短い動画を作った

Decoding Deception: The Psychology of Combating Misinformation | Multimedia | PNAS

 

-妊娠中や妊娠後にパーソナルケア用品を使うことは有害化合物への暴露を増やす可能性がある

Using personal care products during and after | EurekAlert!

12-Nov-2024

Environment Internationalに発表されたBrown大学の研究者らによる調査。マニキュア、化粧、染髪の使用が血中や母乳中のPFAS濃度の増加と関連する

 

-ルーマニア科学ジャーナリストが力を合わせて新しい報道ハンドブックを作った

Romania’s science journalists join forces on | EurekAlert!

12-Nov-2024

バルカン科学ジャーナリストネットワークと欧州科学ジャーナリスト連盟が新しい科学報道ガイドを作った、今回はルーマニアで。20人以上のルーマニアのジャーナリストとコンテンツクリエーターが科学報道の複雑な世界を航行するための138ページの文書を作った。

ルーマニア語

 

-韓国有害事象報告システムに2012年から2021年に報告されたハーブ医薬品に関連する有害事象

Adverse events associated with herbal medicine products reported in the Korea Adverse Event Reporting System from 2012 to 2021 - PubMed

Yujin Choi , Hyeun-Kyoo Shin, Front Pharmacol. 2024 Oct 21:15:1378208.

84製品に関して1054症例の有害事象が報告されていた。

臓器別で最も多かったのは消化管、次いで皮膚、皮下組織。症状としては下痢、じんましん、かゆみ、発疹、腹部不快感。最も多く報告された製品はBangpungtongseong-san(防風痛聖散?) (297 cases), Kyeongok-go (瓊玉膏?)(144 cases), および Eunkyo-san (108 cases)

 

その他

ゴールデンライスは毎年数万人の命を救える

Golden rice could save hundreds of thousands of lives every year – The Irish Times

William Reville Thu Nov 07 2024

この遺伝子組換え作物についての根拠は圧倒的である:それは危険はなく命を救う可能性がある

ゴールデンライスの安全性は明確であるが、反GMG活動家が導入を阻止している

データに基づかない、感情的な、ドグマに基づいた反対運動は止めるべき