[FSANZ]年次報告書2023-24
Annual Report 2023-24 | Food Standards Australia New Zealand
31 October 2024
この間のハイライトは
・世界初のGMバナナ認可
・食品リコールは83
・オーストラリア固有のミツバチのハチミツの基準を作った
・申請25件提案3件を処理
・乳児用調整乳基準の包括的見直しを完了
・「糖を添加していない」表示の要件を明確化
など
[FDA]ワンヘルス ―共有環境の中でヒトと動物の至適公衆衛生アウトカム
One Health - Optimal Public Health Outcomes for Humans and Animals in Our Shared Environment | FDA
11/05/2024
Robert M. Califf FDA長官から動物用医薬品について
2024年11月3日はワンヘルスデーである。
[FSA]Susan Jebb教授FSA長官に再任
Professor Susan Jebb reappointed as FSA Chair | Food Standards Agency
5 November 2024
2027年12月31日まで
[EFSA]意見
・食品添加物ステビオール配糖体の使用認可拡大とステビオールのADI改定に関する科学的意見
ファインベーカリーへの使用拡大とADIの引き上げが申請されたがADIを引き上げる根拠は不十分。使用拡大によって幼児の95thパーセンタイルでのADIの超過が増加する
農薬
・Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance fludioxonil
論文
-健康の専門家は「特に有害な毒素」の排除を推進
Health experts push for the elimination of a | EurekAlert!
5-Nov-2024
Biden政権は最近米国の全ての鉛の水道管を置き換えることを発表した。Stephen Luby と Jenna Forsythは低所得国の鉛について検討してきて、The Lancet Public Healthの展望とScience of the Total Environmentの研究で南アジアのターメリックの鉛汚染を強調する
南アジア全体でターメリックにクロム酸鉛の異物混入がある根拠
Evidence of turmeric adulteration with lead chromate across South Asia - ScienceDirect
Science of The Total Environment Volume 949, 1 November 2024, 175003
インド、パキスタン、スリランカ、ネパールの23の大都市のバザールや卸売りから検体を採取。合計356検体中14%(51)が2 μg/g以上の鉛を含む。1000 μg/gを超えるものもあった。
-サリーのアンダースカートのきつく縛ったウエストのひもががんリスクとなる可能性がある、医師が警告
Tightly tied waist cord of saree underskirt m | EurekAlert!
5-Nov-2024
摩擦が継続して慢性炎症となり皮膚の潰瘍につながる
BMJ Case Reportsに報告されたインドの女性二人の症例報告
その他
-SMC UK
タバコと電子タバコ法案への専門家の反応
expert reaction to the tobacco and vapes bill | Science Media Centre
November 5, 2024
学校や病院の外での喫煙禁止を含むタバコと電子タバコ法案に科学者がコメント
King’s College London精神医学心理学神経科学研究所タバコ依存教授Ann McNeill教授
Stirling大学暴露科学教授Sean Semple教授
East Anglia大学生涯研究センター依存科学教授Caitlin Notley教授
UCLタバコとアルコール研究センター長で行動科学教授Jamie Brown教授
University College Londonタバコとアルコール研究センター合同所長で健康心理学教授Lion Shahab教授
(たばこ対策が最も重要な公衆衛生対策であることに異議はなく、反対圧力に負けずしっかりやれという励まし。)
-Scienceニュース
サーモンは産卵のために川を遡上するときに栄養と汚染物質を運ぶ
Salmon carry nutrients—and pollutants—upriver when they spawn | Science | AAAS
5 Nov 2024 By Jake Buehler
有害な汚染物質は一部の淡水生物に脅威となるがヒトへのリスクはほとんどない
先月Natureに発表された論文で、太平洋サケが海の汚染物質を川に運ぶことが報告された。栄養(バイオマス)をもたらすことのメリットが上回る。
Pakistan formally allows import of GMO soybean
By Munawar Hasan October 25, 2024
連邦政府が数十の企業にライセンスを与えることで公式にGMO大豆の輸入を認めた。
違法な、表示されていない輸入が暴露されて過去2年GMO大豆が禁止されていた。パキスタン家禽協会が努力した。
-Naureニュース
「魔法の」減量薬が世界をどう変えるか
How ‘miracle’ weight-loss drugs will change the world
By Sara Reardon 05 November 2024
モデルは抗肥満薬による社会の激変を示唆しているが、その影響を予測することは困難
健康的で幸福な2030年の世界にようこそ。心臓発作と脳卒中は20%減り、食品の摂取量が減ったので財布の中のお金が増え、旅行客の体重が軽くなったので航空機の燃料は年に一億リットル節約できる。そして何十億もの人々が精神的身体的により健康でQOLの高い人生を送っている―これは信じがたいほど効果的な減量薬のおかげで社会がどう変わるかをアナリストが予想した一部である。それは既に始まっている。
アメリカでは成人の12%がどこかで糖尿病や減量のためにGLP-1アゴニストを使用したことがあり、メディアの報告では肥満が減りつつあり、科学者はそのデータに有意差はないと注意している。より広範には肥満率の増加傾向が遅くなるあるいは逆転することは膨大な波及効果がある。
しかしこの薬物の大きな影響について合意はあるものの、たくさんの不確実性がある。減量薬の将来影響予測には、医薬品の高い費用から長期影響、そして人々の行動変容が未知であることなど多くの理由で想像に過ぎない。多くの研究者がより多くのデータとツールを求めて奮闘している。
(以下長い報告。アメリカの肥満が本当に減るかどうか注目)