[ProMED]食中毒-インド(第7報):(マハーラーシュトラ)宗教での提供、致死
Foodborne illness - India (07): (MH) religious offering, fatal
https://promedmail.org/promed-post/?id=8716003
Date: Mon 15 Apr 2024 12:00 IST Source: The Times of India (TOI), Times News Network (TNN) [edited]
2024年4月13日、Kali Mata寺での宗教行事'mahaprasad'で提供された食品で食中毒により1人死亡80人が病気になった
'boondi'(インドのデザート、ひよこ豆で作った揚げボールの砂糖シロップ漬け)を食べた人だけが下痢や嘔吐の症状を呈している。子供24人を含む、6人が重体
[EFSA]意見等
農薬
Second update of the EU database of processing factors for pesticide residues
飼料添加物
[FDA]動画 子ども用アレルギー薬と食品中化学物質の安全性について
FDAのサイト(Is Food Safe if it Has Chemicals? )を見て!という趣旨
世界は化学物質でできている、問題は量
[Nature]肥満薬は必ずしも永遠ではない。やめたらどうなる?
Obesity drugs aren’t always forever. What happens when you quit? (nature.com)
By McKenzie Prillaman 16 April 2024
多くの研究者はWegovy や Ozempicは一生続けるべきと考えるが、そうできない要因はたくさんある
薬のお金、副作用、現在もある供給の問題など
例えばNHSは減量用のこれらの薬の保険でのカバーは2年間のみである
これまでの研究ではGLP-1アゴニストの使用をやめた人では多くが相当量の体重が再び増加した。しかし一部の人はリバウンドしない。
その他
By Henry I. Miller, MS, MD and Rob Wager — April 16, 2024
数千年にわたって、植物、動物、微生物の遺伝子改変技術は継続的に進歩してきて、より正確により予想く可能になってきた-EUの政治家や規制担当者が無視している事実
人間は1万年以上前から選択交配によって動植物の遺伝子を改変してきた。ここ50年以内に新しい分子技術が使われるようになり、過去10年でCRISPRのような技術でさらに精細化した。2018年に米国やカナダと他11か国が精密バイオテクノロジーの農業分野への使用を支持する合同声明を出した。しかし欧州議会はいまだ恣意的非論理的ゲノム編集規制を再び検討している。彼らは新しいゲノム技術は現行のGMO規制対象であるという提案をした。
(以下どうおかしいのかの説明。表示義務、は無理だよねぇ)
-血液脳関門と「リーキー」ブレイン
ACSH Explains: The Blood Brain Barrier and 'Leaky' Brain | American Council on Science and Health
By Chuck Dinerstein, MD, MBA — April 16, 2024
リーキーガット(腸もれ)に類似した「リーキーブレイン」(脳もれ)という考えについて
(代替医療界隈で流行しているらしい)
-オーガニック食品はより健康的でもなく農薬を含まないわけでもない
Organic foods are not healthier...or pesticide free. (substack.com)
ANDREA LOVE MAR 22, 2024
生命医学の科学者として、私はいつも「オーガニック」という用語がデマの拡散に使われることが不愉快である。化学における「有機」は全然意味が違う。それはさておきEWGがいつものように恐怖をあおる「ダーティダズン」リストを宣伝しているのでオーガニックが実際どういうものなのか説明しよう。
オーガニック食品業界は2022年には1815億ドル産業で年11.2%の成長が予想されている。この業界は2002年にはほとんど存在していなかったが消費者の需要とデマによって生まれた。2010年には267億ドル規模であった。この膨大な成長の背景に科学は存在しない。
現実は?オーガニック食品は優れてはいない、単に値段が高いだけ。
・オーガニック食品に関する最大の誤解は農薬フリーであるということで、それは嘘である
・オーガニック農薬は合成農薬より安全、ではない 例:ニコチン、硫酸銅、ロテノン、ピレトリン等
・規制と安全性監視は合成農薬のほうが厳しい
・オーガニック食品はより健康的でも栄養豊富でもない
・尿中に検出された痕跡程度の農薬が「エビデンス」とされるが、生物学的に妥当ではない
・有機農法は生態や野生生物にとってよりよくはない
・有機農法はより広い土地を使うために気候への影響は大きい
・入手可能で栄養のある普通の農産物を悪魔化することは有害
-UPFウォッチ:最新の超加工食品の話題は?
UPF watch: What’s the latest on ultra-processed food? (foodnavigator.com)
By Flora Southey 16-Apr-2024
超加工食品が見出しになっている。この分類をめぐる混乱の最新の話題は?
UPFを聞いたことがないという人は少ないだろう。最近のメディアの話題はもっぱらUPFが健康の悪さと関連するという研究である。しかしこのトピックについて深堀してみると問題は複雑になる。一方では、加工が悪くて丸ごと食品がよいというほど単純なものではないという意見があり、一方で加工そのものが巨大食品企業の利益のための戦略だという主張がある。混乱するのは当然で、消費者にとってはそれは避けたいと思ったとしても避けられない。
以下これまでの記事へのリンク
(企業の利益のため、なら加工すればするほど高価になるはずなのに実際は逆になっていて、企業は本当はもっと高く売りたいんじゃないかな、冷凍食品とか。おしゃれレストランの野菜サラダの値段と冷凍餃子を比べたら「ぼったくり」はどっちだろう?)