[SFA]食品安全の逸脱で3つの会社に罰金
three-companies-fined-for-food-safety-lapses11apr24.pdf (sfa.gov.sg)
11 April 2024
生鮮野菜の違法輸入販売、ハンバーガーショップの不衛生な行為、スパイスの袋詰めの無許可営業
それぞれ写真あり
(ハンバーガーショップのキッチンの床のタイルのひび割れや焦げのついたトースターはそのへんにありそう)
[ASA]年次報告書2023:世界を主導するAI能力を構築する
Annual Report 2023: Building our world-leading AI capability - ASA | CAP
今年の年次報告書では広告監視におけるAIを用いたシステムを特集
最も苦情が多い広告はオンライン、次いでテレビ。三番目に電子メールが入った
[NASEM]NIH, FDA, 議会およびHHSは臨床試験に妊娠および授乳中の女性が含まれるよう改善するための緊急の対応が必要、新しい報告書
April 10, 2024
妊娠および授乳中の女性は法的責任への懸念からしばしば臨床試験から除外されているが、新しい報告書によるとそのような法的責任には限られた根拠しかなく、医薬品やワクチンの妊娠および授乳中の女性での根拠がないことのほうがより大きな害となる、という。
(本筋ではないがNASEMは最近のCDCの「妊娠しているperson」ではなくwomenを使っている。)
[ODS]ODS局長のメッセージ 植物製品やその他天然製品の研究を進める
ODS Director's Message - April (nih.gov)
Stefan M. Pasiakos, Ph.D. April 2024
アメリカ人は年の600億ドルをダイエタリーサプリメントに費やしている。その多くに植物由来成分やその他天然成分が含まれる。これらのサプリメントはその化学的複雑さから研究が難しい。NIHは国立保管統合衛生センター(NCCIH)と協力して1999年に植物製品やその他天然製品研究推進NIHコンソーシアム(CARBON) 計画を作った。
CARBONの支援したプロジェクトの最初の一つが植物ダイエタリーサプリメント研究センターでこれらは植物ダイエタリーサプリメントの複雑で多様な化学の性質決定とヒト健康影響の理解を目指した。
以下CARBONの研究紹介と最近の研究費公募について
NIH Consortium for Advancing Research on Botanical and Other Natural Products (CARBON) Program
[EFSA]評価等
食用酵素
飼料添加物
イチョウ抽出物の有効性については結論できない
リサイクル
その他
・SCIENCE VOLUME 384|ISSUE 6692|12 APR 2024
空がきれいになったことが地球温暖化を加速しているかもしれない
Clearer skies may be accelerating global warming
BY PAUL VOOSEN 11 APR 2024: 147-14
・あなたの子供のスクールランチにLunchable(ランチ用キット)を使う?
Should You Pack Lunchables for Your Kid’s School Lunch? - Consumer Reports
Updated April 9, 2024 By Kevin Loria
Consumer Reportsの検査の結果、鉛やその他汚染物質が含まれ、ほとんどはナトリウムが多い
各種メーカーのランチ用キット(デリミートやチーズ、クラッカーなどが学校に持っていきやすいパッケージになっている)の重金属、フタル酸等可塑剤、ナトリウムなどを調べた。
学校は作りたての食事を提供するのが理想だがそれにはお金がかかる。
(鉛の判断基準は最も低濃度のカリフォルニアのものを使用して危険だと言っている。いつものこと。さらに肉や加工食品は悪いのでこれらは悪いと。日本の学校給食はもっと褒めていい。なくさないよう資金援助はすべき)
・Covid 4年後の17の考え
17 thoughts four years after Covid - by Matthew Yglesias (slowboring.com)
MAR 28, 2024
Covidの経験は社会全体のPTSDというべき状態をもたらした
(黒人差別反対の)Floyd抗議はCovidの制限に飽き飽きした人々のうっぷん晴らしとして機能し、それ以降制限できなくなった。一方で意味のない害の多い休校は続いた。
(それぞれの国で異なる経験と余波があるのだろう。日本ではコロナのおかげで食品安全が軽視されてPFASとか紅麹問題を悪化させているよ)
・ファストフードは持続可能になりうるか?
Can Fast Food be Sustainable? - Dirt to Dinner (dirt-to-dinner.com)
By Hayley Philip April 9, 2024
Chipotleが将来の食のための野心的計画を発表した。その投資先を紹介
・ロボット
調理を行うロボットと、農地で24時間働き雑草をとるロボット
・空気中の窒素を光分解して雨と組み合わせて硝酸を作って肥料にする技術
・キノコ由来の肉
・発酵により油をつくる
消費者からの要望がこれらを後押ししている。消費者はより健康的でより持続可能な食品の選択肢を望んでいるが、同時に入手可能性も重視しており、食品企業にとってコストとのバランスをとることが課題。
・中国は大豆とトウモロコシの収量を増やすために81のGM種子を認可、一方インドのバイオテクノロジーは阻止され収量は減る
TCA SHARAD RAGHAVAN 05 April, 2024
10月以降、中国はGMトウモロコシ64とGM大豆17品種を認可した。インドではGM茄子とGMマスタードの認可が活動家と訴訟と技術革新反対で遅れている
(中国が本気になると早い。やがて稲も増えるだろう。中国から輸入していてGMフリーとか言っていると面倒なことになるだろう)
・欠乏症と戦うバイオ強化米
Biofortified rice to combat deficiencies | EurekAlert!
11-APR-2024
精白したコメを主食にしたときに欠乏するビタミンB1を、内胚乳に多く含むコメを開発
Plant Biotechnology Journalに発表