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食品安全情報blog暫定後継サイトです

2024-04-11

[ProMED]食中毒-イラク:(KIRKUK)致死、情報求む

Foodborne illness - Iraq: (TS) fatal, RFI

https://promedmail.org/promed-post/?id=8715892

Date: Mon 8 Apr 2024 Source: Bas News [in Arabic, trans. Mod.NS, edited]

Al-Riyadh地方でAl-Iftar食事のあと13才が死亡4人が入院。死者の剖検の予備的結果から殺虫剤が原因とされる。

(情報が足りないと編集注)

 

[Codex]Steve Wearne/食品安全には世界の協力が必要

Steve Wearne / Food safety requires global collaboration  | CODEXALIMENTARIUS (fao.org)

10/04/2024

Codex事務局長がシンガポールで開催されたGFSI会議でリーダーシップトークを行った

 

[APVMA]フェニトロチオン再検討についての規制上の決定案

Proposed regulatory decision for fenitrothion reconsideration | Australian Pesticides and Veterinary Medicines Authority (apvma.gov.au)

9 April 2024

この提案への意見は3か月間募集

 

[ANSES]ANSESの監視計画の基本原則

The fundamental principles underlying ANSES’s vigilance schemes | Anses - Agence nationale de sécurité sanitaire de l’alimentation, de l’environnement et du travail

27/03/2024

ANSESは7つの製品や食品タイプによる有害影響を同定するための7つのビジランス計画を調整している。その基本原則は?新たに加わった化粧品とタトゥーの監視計画はどんなもの?ビジランス担当部長Juliette Blochが質問に答える

7つの監視計画

・ニュートリビジランス:食品サプリメントや強化食品、新規食品による有害影響を迅速に同定するのが目的

・トキシコビジランス:市販の製品中あるいは環境中の天然及び合成物質あるいは混合物によるヒトへの有害影響を監視。中毒コントロールセンターネットワーク

・フィトファーマコビジランス:植物保護製品の使用によるヒトや動物や環境への有害影響の同定を目的とする

・動物用医薬品ビジランス:動物用医薬品の副作用を監視

・職業環境疾患監視と予防全国ネットワーク

・化粧品ビジランス:化粧品の使用による有害影響を同定するのが目的

・タトゥービジランス:タトゥー製品の使用による有害影響を同定するのが目的

 

[FSA]FSAの旗艦調査は食品入手可能性への懸念が増加したことを示す

FSA’s flagship survey shows food affordability concerns have risen | Food Standards Agency

10 April 2024

2023年4-7月の最新Food and You 2調査では、食品入手可能性への懸念が調査開始以来最高になった

 

[EPA]Biden-Harris政権は一億人の人々をPFAS汚染から守るための初の国の飲料水基準を最終化

Biden-Harris Administration Finalizes First-Ever National Drinking Water Standard to Protect 100M People from PFAS Pollution | US EPA

April 10, 2024

また検査と処理のために10億ドルの資金提供

・執行最大濃度としてPFOAとPFOSそれぞれに4.0 pptを設定

・PFNA, PFHxS,および“GenX 化合物”については10 ppt

・さらにPFNA, PFHxS, PFBS, および “GenX 化合物”の二つ以上の混合物についても基準を設定(ハザード指数1)

 

[EFSA]意見

Modification of the existing maximum residue levels for fluxapyroxad in kaki/Japanese persimmons and cultivated mushrooms

 

[SMC NZ]若者への思春期ブロッカーとホルモン治療に関する根拠のレビュー

Review of evidence for puberty blockers and hormone treatment in youth - Expert Reaction - Science Media Centre

BMJが子供や若者へのジェンダー移行のための思春期ブロッカーとホルモン治療に関する臨床ガイドラインと入手可能な研究の系統的レビュー4つをArchives of Disease in Childhoodに発表した

SMCは第三者の専門家にコメントを求めた

コメントはSMC UKも含めて5人

(一部で激しく対立しているジェンダー違和の子供への治療。根拠は貧弱であまりにもドグマ主導になっているとのこと)

 

Nature

Volume 628 Issue 8007, 11 April 2024 (nature.com)

特集は「昆虫がリスク」

エディトリアルは気候変動とメンタルヘルスの危機の衝突

(気候変動のせいで精神衛生が悪化していると言っているが必要以上に危機を煽っている人たちの影響は無視?)

 

[ACSH]CBD は痛みに効かない

CBD Flops Big Time For Pain | American Council on Science and Health (acsh.org)

By Josh Bloom — April 10, 2024

疑似医学の拡大する宇宙における最新の熱狂はCBD(カンナビジオール)。キャンディのように簡単に変えて流れ星に願いをかけるように効く魔法の治療薬である!痛みに苦しむアメリカ人は、あなたがそれをインチキだという前に飛びつく。しかし真実は残酷。

(以下臨床試験で効果がないという結果の紹介。CBDが医薬品として認められているのは癲癇用のみ)

 

[STAT]間欠断食は心臓リスクになる?ちょっと待って

Intermittent fasting comes with a heart risk? Not so fast (statnews.com)

By Matthew Herper March 19, 2024

今朝の話題のニュースは:人気のダイエット方法は致死的だと研究が言う。間欠断食は心血管系疾患による死亡リスクが91%高い。

数字はびっくりするようなものかもしれないがこれは忘れたほうがいい結果である。

この種の栄養研究は根拠薄弱なことで悪名高い、そして今入手できるのはプレスリリースのみである。多くのニュース記事は実際にAHA学会で発表されるデータを見たのかどうかすら怪しい。ではどうして科学ジャーナリストである私はこの研究に価値がないと確信しているのか?それは観察研究で、私の20年以上の健康と医療を報道してきた経験から、特に栄養についての観察研究は疑わしいことを学んだからである。

この場合研究者らが使ったのはNHANESでそれを別の死亡データベースと結び付けた。どちらもCDCの管理しているデータベースで、役に立つ。しかし必ずしも信頼できるわけではない。問題の一部は、わかりやすい部分だが、調査への回答は必ずしも正直ではないこと。しかしもっと大きな問題は、特定の食生活を選んで続けている人は、そうでない人と測定されてない指標で基本的に異なるだろうことである

私のもう一つの懸念は、この種の研究とその報道は、人々を医学に対して疑い深くするだろうことである。人々は科学を、真実に向かって研究するプロセスだと考える傾向がある。しかし個々の研究は、我々に真実について少しだけ間違えさせたり確信を持たせたりするというほうが正確だろう。我々がいるのは膨大な暗闇の中で、その中に散らばった真実の種を探している。

 

研究者は遺伝子技術は大きな可能性があると信じるが規制はあまりにも厳しい

Researchers believe gene technology has enormous potential, but that the regulations are too strict

Siri Elise Dybdal  Monday 25. March 2024

https://partner.sciencenorway.no/agriculture-climate-food/researchers-believe-gene-technology-has-enormous-potential-but-that-the-regulations-are-too-strict/2339213

ノルウェーバイオエコノミー研究所提供

研究者はCRISPR遺伝子はさみのようなゲノム編集技術はより持続可能な食糧生産に貢献できると信じる。ノルウェーと欧州で遺伝子技術の規制が再検討されている中、研究者はより科学と根拠に基づいた法規制を望む。

最近遺伝子技術の使用への規制緩和を要求するEU議会への公開文書に37人のノーベル賞受賞者と1500人の科学者が署名した。May-Britt教授とEdvard Moserもそうである

以下長い記事