野良猫 食情報研究所

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2025-08-29

[BfR]急性食中毒:原因は何でどうすれば予防できる?

Acute food poisoning: what are possible causes and how can they be prevented? - BfR

18/08/2025

FAQ

食中毒は、食品中に存在する毒素を経口摂取することによりおこる。急性食中毒は該当食品を食べてすぐに生じ消化管や神経症状など多様な症状を呈する。毒素によっては重症になり時に死亡することもある。慢性食中毒は典型的には少量の毒素を長期間摂取することによる。食中毒はサルモネラノロウイルスのような病原体を摂取することによる食品由来感染症とは区別しなければならない。

ドイツでは急性食中毒に関する信頼できる数字はない。しかしある種の食中毒は中毒センターに定期的に照会される。2026年以降このデータは国の中毒登録と照合されて年次報告書として公表される。

食品に有害な物質が含まれているかどうかは、外観、匂い、味から常に判断できるとは限らない。これらの物質は、実験室での複雑な分析手法でのみ検出できる。したがって、消費者は食中毒の原因とその予防策を知ることが重要である。

以下FAQ

 

[FSA]FSAは最初のCBD食品認可案にパブリックコメントを募集

Food Standards Agency launches consultation on first proposed CBD food product authorisations | Food Standards Agency

28 August 2025

グレートブリテンでの新規食品として最初のカンナビジオール(CBD)製品認可案に、2025年11月20日まで意見募集

CBD製品には、18才未満には適さない、妊娠中や授乳中、妊娠予定のある人には適さない、医薬品を使用している人や免疫機能が低下している人は使用前に医師に相談すること、について警告を求める

 

[FSA]NFCU調査の後、盗んだ食品を売った男性有罪

Man pleads guilty to handling stolen goods following NFCU investigation | Food Standards Agency

28 August 2025

FSAの食品犯罪ユニット(NFCU)による偽装鶏肉販売調査の結果として52才の男性に有罪

 

[CDC]覚せい剤の関与する薬物オーバードーズ死―米国、2018年1月から2024年6月

Drug Overdose Deaths Involving Stimulants ― United States, January 2018–June 2024 | MMWR

Lauren J. Tanz et al., Weekly / August 28, 2025 / 74(32);491–499

各種統計

2011年から2023年の間にコカインの関与するオーバードーズ死は4681から29449に、濫用可能性のある覚せい剤の関与するオーバードーズ死は2266から34855に増加している

 

[COT]2025年9月9日の会合の議題

 COT Meeting: 9th September 2025 | Committee on Toxicity

Last updated: 28 August 2025

・7月15日の会議の議事録案

Draft Minutes of the 15th July 2025 COT Meeting | Committee on Toxicity

・母親の食事中の水銀―二番目の声明案

・英国飲料水基準開発のためのホウ素の健康ベースのガイドライン値導出

・母親の食事中のシトリニン―二番目の声明案

・EFSAのΔ 8 THCについての意見案―健康ベースのガイドライン値導出

・EFSAのスイート及びビターフェンネルの果実由来調整品の安全性評価についての意見案

・EFSAの食品中レクチンのヒト健康リスクについての意見案

 

[ヘルスカナダ]国際オーバードーズ啓発デーに保健大臣の声明

Statement from the Minister of Health on International Overdose Awareness Day - Canada.ca

August 28, 2025

日曜日は国際オーバードーズ啓発デーで、薬物により多くの命が失われていることを再確認する日である。

国のデータではオーバードーズによる死亡は減少傾向であるが、地域ごとに危機の様相は異なる

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular - 356-25 | Food Standards Australia New Zealand

28 August 2025

審査開始

・ワインの吸着剤加工助剤としての架橋ポリエステル樹脂

 

[ECHA]ECHAはPFAS制限評価のタイムラインを発表

ECHA announces timeline for PFAS restriction evaluation

https://echa.europa.eu/-/echa-announces-timeline-for-pfas-restriction-evaluation

27 August 2025

ノートで明確化

当初の提案にあった14部門についてリスク評価Risk Assessment (RAC) と社会経済解析Socio-Economic Analysis (SEAC)を2026年に欧州委員会に提出する目標。残り8部門は背景文書で考察。

 

その他

-Natureニュース

ビール好きには二種類いる―あなたはどっち?

Beer lovers fall into two flavour camps — which one are you in?

28 August 2025  By Jenna Ahart

8月18日にワシントンで開催されたACS学会で発表されたビールの香りの好みについての研究。強い香りが好きか甘い香りが好きかの二種類。こうした好みの違いは特定の化合物への反応性の違いによる可能性。

 

-Paul Saladino(アメリカの疑似科学を宣伝する精神科医の健康インフルエンサー)の妊婦への反葉酸助言は間違っているだけではなく危険な可能性がある

Paul Saladino’s anti-folic acid advice for pregnant women is not just wrong—it could be dangerous | Fact Check | Foodfacts.org

Published:August 13, 2025,Updated:August 27, 2025

天然型の葉酸(5‑MTHF)でなければならない、サプリの葉酸は合成だから代謝できなくて自閉症の原因になるという主張。

(医師免許のあるうそつきは面倒)

 

-誇大宣伝を超えて:加工がすべてではない理由

Beyond the Hype: Why Processing Isn’t the Whole Story | American Council on Science and Health

By Mauro Proença — Aug 28, 2025

新しい研究は、健康的ガイドラインを満たせば、UPF でも減量し、主要な健康指標を改善できることを明らかにした。本当の物語は単に「加工」だけではなく、文脈、組成、そして長期的に続けられるかどうか。

数年前、Hall博士らが超加工食品(UPF)の摂取がエネルギー摂取に影響を与えるかどうかを調べるRCTを実施したとき、栄養学の分野は揺るがされた 。多くの人が驚いたことに、答えは「イエス」だった。厳密に管理された病院環境では、UPF群の人々は対照群よりも1日あたり約508kcal多く食べて2週間で2ポンド近く体重が増加した。

この発見に基づいて、6年後、Hall博士を含む別の研究チームは、参加者が自宅で食品を受け取るより現実的な状況下で摂取量と健康にどのように影響するかを理解することを目的として、UPFが豊富な食事の健康への影響を調べた。

この研究をいくつかのメディアは次のように報道した

「英国の人々は、通常自宅で作るような食事を食べると、店で購入した健康的tおされる超加工食品を食べた場合よりも2倍体重が減ることが、最新の研究で判明した。」 — CNN

しかし、この研究の詳細と文脈は、ほとんどの報道が見落としている、はるかに興味深いことを明らかにしている:流行している物語とは違って、組成により超加工食品は利益がある。

(以下略)

 

-Bhattacharyaは新たなルイセンコ

Bhattacharya is the New Lysenko - by Dr. Angela Rasmussen

Dr. Angela Rasmussen Aug 18, 2025

無能さ、苦い思い、復讐への渇望によってNIHを枯渇させる

Bhattacharyaとルイセンコは極めてよく似ている―違うのはルイセンコが憎んだのは遺伝学だがBhattacharyaは公衆衛生・ウイルス学・ワクチンを憎んでいることだ

(とても長い記事)

 

-スナックとシリアル大企業に対する米国のUPF訴訟は失敗

UPF lawsuit against snack and cereal giants falls flat

By Gill Hyslop 27-Aug-2025

米国の判事は最初の大規模なUPF訴訟を棄却したが、科学と規制の強化はベーカリー、スナック、シリアルブランドを安心させない

ポイント

最初のUPF訴訟は、裁判官が製品との明確な関連がないと判断して失敗に終わった

この訴訟は16才で2型糖尿病と非アルコール性脂肪肝と診断された19才のBryce Martinezが提起したもので、彼の弁護士らは長年にわたるUPFへの暴露が病気の原因だと主張した。訴状にはスナック、ベーカリー、シリアル等100以上のブランドの製品が挙げられて、食品企業が脳の報酬系に影響するように設計していると非難していた。しかし判事はどの食品をどのくらいの量食べた結果病気になったのかを示していないと指摘し、実際に食べたかどうかの根拠もなく100以上のブランドをリストアップするのは「容認できない」とした。