[FSS]持ち帰り食品の解析で警告すべき知見が得られ、政府に公衆衛生を優先するよう強く求める
8 July 2025
ドネルケバブ、揚げたピザ、百万長者のショートブレッド(クッキーとキャラメルとチョコレートの三層からなるお菓子)のカロリー、飽和脂肪、砂糖、塩が多く食物繊維が少ない。
さらに子供用チーズバーガーとチップのセットが982カロリー、飽和脂肪20.9g塩3.4gと多い。
チーズマカロニは店舗によって296kcalから2107kcalまで大きく異なる
報告書
(写真が揚げ物ばかりなんだけど、安全にテイクアウトできるものだとそうなるのでは。ピザを衣つけて揚げるのはスコットランド名物らしい。揚げ物だけは買って家では他のメニューを準備する、とはなってないのかな)
[RIVM]PFASの健康ベースのガイダンス値導出を支援する系統的根拠の収集と評価
2025-07-07
WHOの評価のための参考
本文英語
検索対象政府機関のリスト、文献のフォーマットなどがある
[IARC]ニュース
-新しい研究はEBウイルス感染は広範な種類のがんリスクをあげる可能性を明らかに
8 July 2025
Nature Communications,
-185か国の予想される及び予防可能な胃がん生涯推定
Global lifetime estimates of expected and preventable gastric cancers across 185 countries – IARC
7 July 2025
Nature Medicineに発表
(胃がんは中国、インドに続いて日本が多い
その多くはピロリ菌)
-心代謝疾患の有る/無い閉経後女性のBMIと乳がんリスク:二つの欧州前向きコホート研究からの知見
7 July 2025
Cancerに発表された新しい論文は成人期の肥満や過体重が閉経後女性の乳がんリスクを増やすという既存の根拠を強化する。さらにCVDの既往症のある女性の方が有意にリスクが高かった。
-若年成人の大腸がん増加の説明?IARCのPaul Brennan博士が新しい結果を説明する
7 July 2025
Nature論文の説明動画を作った
[COT]2025年7月15日の会合
COT Meeting: 15th July 2025 | Committee on Toxicity
Last updated: 08 July 2025
・2025年5月20日の会議の議事録
Draft Minutes of the 20th May 2025 COT Meeting | Committee on Toxicity
・食品中T-2およびHT-2マイコトキシンのリスクについての最初の声明案
・母親の食事中のシトリニンによるリスクの可能性についての最初の声明案
[Codex]世界食品安全デー/ポスター受賞者発表
World Food Safety Day / Poster winners announced! | CODEXALIMENTARIUS
07/07/2025
[USDA]USDAは遺伝子組換えで開発したトウモロコシの規制解除申請にパブリックコメント募集
7/08/25
2025年9月8日まで
[ODS]ニュースレター
ODS Digest: News & Insights – July Edition
July 1, 2025
学会発表、共同研究、天然物磁気共鳴データベース、ビタミンDとセレンのファクトシート更新、ダイエタリーサプリメントと医薬品の使用記録をつけよう、など
[NASEM]ウェビナー:食事と慢性疾患の背景にある根拠のタイプを探る
Exploring the Types of Evidence Behind Diet and Chronic Disease A Webinar | National Academies
Jul 10, 2025
ウェブキャスト予定
[FSANZ]食品基準通知
Notification Circular - 348-25 | Food Standards Australia New Zealand
8 July 2025
新規申請と提案
・ワインの吸着加工助剤としての架橋ポリエステル樹脂
・加工助剤としてのGM Trichoderma reesei由来アミノペプチダーゼ
[EFSA]意見等
・Assessment of genetically modified soybean DBN9004 (application EFSA‐GMO‐BE‐2019‐165)
・QPSリスト更新
大豆DNB-09004-6へのパブリックコメントは以下から
Public consultations - European Commission
2025年8月7日まで
論文
-瀬戸内海のPCB:空間及び季節による変化、由来、反応
PCB in the Seto inland sea: Spatial and seasonal variations, sources, and responses | EurekAlert!
8-Jul-2025
愛媛大学がEnvironmental Researchに発表した研究
-新しい研究はアメリカ人は健康的な加工食品と不健康な加工食品を区別できないことを示す
New research shows Americans can’t tell healthy processed foods from unhealthy ones | EurekAlert!
8-Jul-2025
JAMA Network Openに発表されたPhysicians Committee for Responsible Medicineの研究
植物ベースの朝食シリアルなどは超加工食品と分類されるが病気のリスクをあげず、むしろ減らすことと関連する。
2010年にブラジルの研究者によって開発された4段階のNOVA分類は、超加工食品の定義に一般的に使用されてきたが、FDAは定義を正式に開発していない。しかし次のアメリカ人のための食事ガイドラインで使用される可能性がある。
「加工食品」という曖昧な用語はもっと正確な記述に置き換えるべきである
-動物製品を植物ベースの製品に置き換えることは、たとえ超加工でも、1型糖尿病の人の減量とインスリン感受性改善に役立つ
8-Jul-2025
Nutrition, Metabolism & Cardiovascular Diseases.に発表されたPhysicians Committee for Responsible Medicineの研究
(菜食主義を勧める団体はNOVA分類に反対)
-包括的調査で米国の子供たちの健康が「一貫して低下」していることを発見
Comprehensive look at U.S. children’s health finds ‘steady decline’ | Science | AAAS
7 Jul 2025 By Nazeefa Ahmed
米国の子供たちは他の高所得国より死亡する可能性が高いことを新しい解析が確認
JAMAに発表された研究によると、2007年から2023年の間、米国の子供たちの1才から19才までの間の死亡率が他の高所得国より80%以上高い。乳児については未熟児、突然死、先天異常が死因だが1才以上19才では最大の死因は銃火器、交通事故、薬物、殺人。米国の子供たちの銃による死亡率は他の高所得国より15倍以上高い。
5月のMAHA報告書では火器への言及はなかった。
Scienceは主著者のChristopher Forrestにインタビューした
(以下略)
その他
-ScienceInsider
民主党は、何が失われたのかを示すためにキャンセルされた研究費の科学フェアを開催
Democrats stage a science fair of canceled grants to show what’s been lost | Science | AAAS
8 Jul 2025 By Jeffrey Mervis, Nazeefa Ahmed
トランプ大統領の予算削減をめぐる党派闘争は、議会が2026年の予算法案に取り組む中で過熱
イベント「The Things We'll Never Know: A Science Fair of Canceled Grants」
-「天然のオゼンピック」のダメな理由
Why ‘Natural Ozempic’ Doesn’t Measure Up | American Council on Science and Health
By Mauro Proença — Jul 07, 2025
「ナチュラルオゼンピック」などというものはない。オオバコ、ベルベリン、グルコマンナンなどのサプリメントが植物由来の奇跡と宣伝されているが、その効果はセマグルチドには遠く及ばない。科学とマーケティングは分けよう。
(サプリメント業界が、古い商品に新しい宣伝文句を使っているだけ)
-ステロイドオリンピックの決定的で非常識で水着を破る物語
The Definitive, Insane, Record-Smashing Story of the Enhanced Games | WIRED
Jun 18, 2025
最初それはクレージーな冗談として片づけられた。しかしPeter Thielの一団、引退した水泳選手数人、MAGAの資金、そして大量の薬物でステロイドオリンピックが実現する
2026年5月にラスベガスで、アスリートに薬物使用を推奨するステロイドオリンピックEnhanced Gamesが予定されている
水泳協会は選手に参加しないよう警告文書を送り、WADAは米国当局に開催させないよう呼びかけている
(Donald Trump Jr.の出資で、これがMAGA&MAHAの目指すもの、らしい。)
-UPFの真の悪魔は柔らかさ?
Are soft-textured foods the real UPF demon? | Comment & Opinion | The Grocer
By Anthony Warner27 June 2025
子供のころ、私たちは食べるのが早すぎると言わた。でも早く食べないと私の年上のきょうだいが私の皿から何でも盗む可能性があった。でも親は一片の真実を掴んでいたかもしれない―早食いには問題がある。
UPFは食べる速度を速める
オランダのワーゲニンゲン大学の研究者による大規模実験で最近、41人の被験者に14日間、食べやすい食事と食べるのが遅くなるように設計された食事を与えて比較した。重要なことはカロリー密度は同じで全て超加工食品であり、観察された差は加工とは関係ないということである。その結果、かたい食事を与えられた場合14日間で平均5000カロリー少なくなった。影響は明確である。
この研究はUPFの欠陥を示すものでもある
-もう一つの研究が科学がNOVA分類と「UPF」の物語を乗り越えつつあることを示す
Another Study Shows That Science Is Moving Beyond the NOVA Classification and the “UPF” Narrative
Marcia Terra 2025.6.20
この研究は食と健康について議論する時にはイデオロギーを超えて観察すべきであることをタイムリーに思い出させる。
著者らは、NOVA分類のような食品加工の程度だけに焦点を当てるのではなく、厳密で再現性のある実験計画により、食品の食感とエネルギー密度がカロリー消費にどのように影響するかを調べた。
この研究は、無作為化クロスオーバーデザインで69人の健康な成人が参加した。参加者は、エネルギー密度(高または低)と食べる速度(速いまたは遅い)が異なるサンドイッチからなる食事を摂取し、4つの異なる組み合わせと対照食(中程度のエネルギー密度と食べる速さ)を比較した。食べる速度は、食べ物の物理的な性質を変えることにより操作され、より硬いまたは柔らかいパンと多様な大きさのニンジンを使用して、咀嚼時間に直接影響を与えた。その結果は驚くべきものだった:より柔らかい食感とより高いエネルギー密度の食事は、カロリー摂取量が大幅に増加した。より咀嚼する必要がある硬い食品は、よりゆっくりと、より少ない量食べらた。数値的には、「硬くてエネルギー密度が低い」食事は、「柔らかくエネルギー密度が高い」食事よりも摂取カロリーが約50%少なく、対照食よりも約59%少なかった(対照群比370kcal削減)。
このアプローチは、加工に関する恣意的で一貫性のない基準に基づいて食品を分類するNOVA分類の単純な論理に異議を唱えるものである。著者らは、この研究で使用されたすべての食事がNOVA分類では超加工と見なされることを指摘している。
我々はUPFを巡るモラルパニックをさっさと乗り越え、恐怖ではなく科学に基づく食料政策とイノベーションを構築する必要がある
健康な成人での自由エネルギー摂取に与えるエネルギー密度と食べる速さの影響
Marlou P Lasschuijt et al., The Journal of Nutrition
Available online 12 June 2025
オープンアクセス