野良猫 食情報研究所

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2025-05-22

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular - 342-25 | Food Standards Australia New Zealand

22 May 2025

意見募集

・加工助剤としてのAnoxybacillus caldiproteolyticus Rokko 由来サーモリシン

2025年7月3日まで

 

[HK]食品安全焦点

Food Safety Focus (226th Issue, May 2025)

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/FSF226_2025_05_21.pdf

・ミニカップこんにゃくゼリーの窒息リスク

・真空包装 気密性を維持して安全に

・ハチミツと乳児ボツリヌス症

氷菓のリステリア

 

[SFA]思考の糧 魚とシーフードの重金属:より詳細に

Food for Thought | Heavy metals in fish and seafood: A closer look

Published 16 May 2025

シーフードの汚染源は環境汚染でけではなく天然の重金属もある。これは私たちの食べる魚やシーフードにどう影響し、安全のために私たちができることは?

まとめ

ヒ素カドミウム、水銀のような重金属は魚やシーフードに蓄積しやすい。これら重金属を長期間大量に摂取すると健康リスクとなる可能性がある

・政府はシンガポールの食品安全確保のために安全基準を設定しているが、事業者もできることがある

  1. シーフードの責任ある調達 信頼できるところから入手する
  2. 優良養殖規範の採用

 

[EU]欧州委員会は重要なワンヘルス会議を開催する

The European Commission Hosts Key One Health Meeting

May 21, 2025

ECDC, EMA, EFSA, EEAおよび ECHAの5 EU機関からなる期間横断ワンヘルスタスクフォースによる、EUでのワンヘルスガバナンスについての2日間の会合が開催された。

 

[FAO]国際お茶の日にFAOはお茶のインクルージョンレジリエンス、持続可能な開発への役割を強調

On International Tea Day, FAO highlights tea’s role in inclusion, resilience, and sustainable development

21/05/2025

国際お茶の日記念式典でQU Dongyu事務局長が強調

大阪万博でもイベント

 

[ASA]ASA裁定

ZOE Ltd - ASA | CAP

21 May 2025

「このサプリメントには超加工錠剤、シェイクは入っていない、本物の食品だけ」という宣伝に対して栄養と食品科学の教授から苦情が寄せられた。ZOE Ltd t/a Zoe社はこのサプリメントは他のサプリメントと違って合成香料や添加物を使っていないので超加工錠剤ではなく「ホールフードサプリメント」だと回答。さらに超加工食品には広く受け入れられている単一の定義はないことも強調。

ASAはUPFに広く認められている定義はないこと、消費者の多くはUPFの特徴を理解せず、その理解はNOVA分類とも一致しないことを確認。しかしながら消費者は一般用語としてのUPFを「不健康」、ノンUPFを「健康的」とみなす可能性が高い。このサプリメントに含まれる少なくとも二つの成分、チコリの根由来イヌリンと栄養酵母フレークは工業的加工をしているのでUPFとみなされる可能性が高いだろう。従って基準違反

 

その他

-研究がビールに存在する「永遠の化合物」を明らかに

Research reveals ‘forever chemicals’ present in beer | EurekAlert!

21-May-2025

 Environmental Science & Technologyに発表された研究が米国の各地のビールのPFASを調べた。水のPFAS汚染が知られている地域のビールで濃度が高かった。

Hold My Beer: The Linkage between Municipal Water and Brewing Location on PFAS in Popular Beverages | Environmental Science & Technology

オープンアクセス

(消費者は数pptレベルのPFASより数%のエタノールを気にしたほうがいいのでは。事業者は使う水は吟味すべきと思うけれど。)

 

-SMC NZ

グリホサート基準値引き上げ提案―専門家の反応

Proposed increase to glyphosate limits - Expert Reaction - Science Media Centre

21 May 2025

ニュージーランド食品安全局はいくつかの農作物の残留基準の変更を提案

グリホサートを含む14物質のMRL改定を提案

グリホサートについては「既存の使用を支援するため」ある種の穀物と豆に対して引き上げ。提案への意見は金曜日まで。

SMCは専門家の意見を聞いた

オークランド大学環境学部准教授Melanie Kah

グリホサートは他の農薬に比べて毒性が低いにも関わらず、人々が有害な農薬の代表だと思っているため懸念とされるだろう。

提案はデフォルトの0.1 mg/kgを10 mg/kgにするもので、それはオーストラリアや国際基準と同等あるいはそれらより低い。

Massey大学公衆衛生研究センターJohn D. Potter教授

グリホサートは世界のバイオサイド使用の約25%を占める除草剤である。IARCがヒト発がん性の可能性があると2015年に同定しその後腸内細菌への影響などが動物実験で示されている。広く使われているため暴露されていない人はいないのでヒト健康への完全な影響を知るのは困難である。予防原則によれば使いたい人が安全性を証明する義務があり、それがなければ排除することになる。

Canterbury大学物理化学部毒性学教授Ian Shaw

政府の提案はグリホサートをデフォルトの0.1 mg/kgから10 mg/kgにするものである。MRLはGAPに従って使用した場合の作物の濃度を測定することによって決定する。MRLは取引のための基準であって消費者の安全性の指標ではない。

消費者の安全性の基準はADIである。新しいMRLで推定したグリホサート摂取量は毒性学的にはほとんどあるいはまったく懸念とはならない。

政府はまたGM作物規制の改定も行っている。改定されればGMグリホサート耐性作物がニュージーランドで認可可能になる

(公衆衛生教授のなにもわかってない感じがすごい。NZは一律基準が0.1 mg/kgだったのでこれまでなんとかなっていたのかな。)

 

-Natureニュース

このアミノ酸を欠くマウスは体重を30%減らす

Mice lacking this amino acid lost 30% of their body weight

21 May 2025 By Rachel Fieldhouse

しかしシステインをヒトの食事から排除するのは困難だろう

今週号のNatureに発表された研究は、重要なアミノ酸であるシステインを作れないようにゲノム編集したマウスは極めて早く体重が減ることを示した。

ある種のアミノ酸を制限することで減量に役立つことは動物実験で示されていた。それらの影響がシステイン制限によることが示唆される。

(ダイエットというか単なる有害影響なのでは?)

 

-あなたはどれだけの量の超加工食品を食べている?血液と尿が記録している

How much ultra-processed food do you eat? Blood and urine record it

By Smriti Mallapaty 20 May 2025

PLOS Medicineに発表された研究によると、尿と血液中の分子がその人の食事がどれだけ超加工食品なのかを明らかにできるという。

Imperial College Londonの分子疫学者Oliver Robinsonはこのツールがこれまで答えられていない大きな問題、超加工食品の多い食事と塩砂糖飽和脂肪が多い不健康な食事を区別できるのか、に対応できるかどうかを知りたい。

(何故類似レシピで手作りしたパンと市販のパンを同じ量食べた場合で比較しないのか?)

 

-Ken Paxtonのフッ素入り練り歯磨き陰謀論

Ken Paxton’s Fluoride Toothpaste Conspiracy - WSJ

May 14, 2025

テキサス司法長官は歯の衛生と朝食シリアル反対でRFK Jr.に完全同調

テキサス司法長官が先週Colgate-Palmolive Co.社とProcter & Gamble社を「保護者や子供たちに誤解を招く詐欺的で危険な製品を宣伝した」罪で調査中だと言った。フッ素入り練り歯磨き陰謀論である。